がんの転移 再発後の生存率

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がんの転移・再発後の生存率 (免疫療法の必要性)

がんの転移と再発

 

 転移とは、がん細胞がリンパ液や血液の流れに乗って他の臓器に移動し、そこで成長したものをいいます。
がんを手術で全部切除できたように見えても、その時点ですでにがん細胞がほかの臓器に移動している可能性が
あり、手術した時点では見つけられなくても、歳月がたってから転移として見つかることがあります。
(日頃より、がん予防がいかに大切な事かを認識してください)

 

 再発とは、手術や治療の効果で、目に見える大きさのがんがなくなったあと、再びがんが出現することをいいます。
(現在の医療技術を持ってしても、初期の治療で完全に治す事は難しいのです)
再度手術できる場合はまれで、以前使用していない化学療法による治療が、化学療法で治癒可能ながんは
限られており、抗がん剤で完治する可能性のある疾患は、急性白血病、悪性リンパ腫、精巣(睾丸)腫瘍、
絨毛(じゅうもう)がん等です。

 

 

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がんの完治

 

 がんの完治(完全に治る)とは、がん種やステ−ジにもよりますが、手術や化学療法などが成功し退院後、
5年間がんが発生(再発)しなかったものを言います。
 一度がんを患った方は遺伝性も含め、体質的にがん(再発)になりやすく、日頃から免疫力を活性強化し、
がんの発生・再発を防ぐ必要があります。

 

がんによる5年後の生存率

 

 わが国におけるこれら(肺がん・胃がんを除く)のがんによる死亡者数は、1年間に15,000〜16,000人です。
胃がんや肺がんの年間死亡者数は、それぞれ70,000人と50,000人ですから、それらに比べると比較的まれな
疾患ということがいえます。 

 

 また、化学療法(抗がん剤等)により病気の進行を遅らせることができるがんとしては、乳がん、卵巣
がん、骨髄腫(こつずいしゅ)、小細胞肺がん、慢性骨髄性白血病、低悪性度リンパ腫等があります。

 

 投与したうちの何%かで効果があり症状が和らぐというのが前立腺がん、甲状腺がん、骨肉腫、頭頸
部がん、子宮がん、肺がん、大腸がん、胃がん、胆道がん等です。効果がほとんど期待できず、がんが
小さくなりもしないというがんに、脳腫瘍、黒色腫、腎臓がん、膵臓がん、肝臓がん等があります。

 

(図1)
がん 転移,がん 再発後,がん 生存率

 

1.がんの現況(疾患別の死亡率の推移)

 

 総務庁の「国民生活に関する世論調査」(1996年)で生活における関心事を見ますと、景気の悪さや職場での
人間関係などより、自分や家族の健康に対する関心が圧倒的に高いものです。ご存じのように、現在、死亡原因では
がんが1位で(図1)、亡くなる方の3人にひとりががんにより亡くなっています。

 

年間にだいたい45、6万人〜50万人でがんが発生し、そのうちの約30万人の方ががんで亡くなっています。
毎日毎日新幹線の「のぞみ」全体の席に座れる人ががんになり、そのうち半分の方が亡くなっている、
という計算になります。

 

(図2)
がん 転移,がん 再発後,がん 生存率
がん 転移,がん 再発後,がん 生存率

 

 

 がんの発生率減少のためには、まだがんになっていない人ががんにならないよう、日頃から免疫機能の活性をはかり、
いかにがんを予防するかということが課題となります(一次予防)。

 

一方、治癒率を増加させるにはスクリーニングや検診などでがんを早く見つけ、早く治すこと(二次予防)が
重要であり、また、いったんがんになった人が2度目のがんにならない、あるいは上記の(図2)のように
ならぬよう再発を抑えることが大切であり必要不可欠な療法です。(三次予防=免疫療法)

 

 

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